10
Jun
経験上の想像・・・・・稲田堤発
こんばんは! 小笠原です。
リフォーム工事では他の建築業者が建てた物件を経年等で工事する
ケースがほとんどで壊してみないとわからない箇所があったりします。
ただ業界の経験上で見えない箇所がどうなっているか判断したり想像できたりする箇所も
あります。
今回稲田堤の現場にて些細な出来事がありましたのでご紹介いたします。
当現場のお施主様は週に一回現場に足を運ばせていただき設計との打ち合わせ含めて
現場の状況をご確認していただいております。
そんな中での先週のお打合せでの出来事・・・
当現場はマンションの5階でよくある梁型が室内等に出てしまう間取りで
今回リビングは天井あらわしの仕上げになるため施工中ですが
このような梁を見せる仕上がりになるのですが
今回廊下にも似たような梁型があり廊下は既存壁に塗装仕上げになる
予定になっていたのですが入り口ドア枠の上まで下がってきている梁に
圧迫感があるので少しでも上がらないかというご意見があり、
しかし経験上梁型なので無理だと思い梁をたたく・・・コンコン・・・ん?
経験上軽い音がするが下地の角材を入れてあるだけなので壊してもたいして上がらない・・・
コンコンコン・・・・・ん??
でも経験上エアコンの冷媒管が梁のしたを通っているから壊しても・・・・・
コンコンコンコンコンコンコンコン(きつねかっっ)・・・・
ドンドンドンドン・・・
バキバキバキバキ・・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
かなりすっきりしましたね・・・
すかさず大工さんに質問すると写真右側の洋室のエアコン用の配管で下がり壁ができ
そのラインに合わせて廊下も梁型として下げたのではと推測・・・
結果少しは圧迫感が解消されたのではないかと思います。
見えない箇所に関してはある程度の推測はできますがこのようなケースもありますので
よくお客様の方から ”素人意見ですが・・・” とか ”プロの目から見て・・・” とか
お聞きしますがご相談していただければ解決することもありますので、
遠慮なくおっしゃってください。できる限り対応いたしますのでよろしくお願いいたします。
現場は楽しいですね・・・
では良い週末を・・・