杉並区のリノベーション工務店
アズ建設の強みとは？

杉並区　S様邸

元々このお部屋に長くお住まいだったご夫婦。
お打ち合わせ時から何度もご自宅にお邪魔させて頂き、家具や身の回りの物へのこだわりを初回から感じていました。お話していく中で、好きな物やこと、お施主様の想いと背景を具体化しミッドセンチュリーをテーマとしたこだわりのリノベーションとすることに。マホガニーの無垢材を思い切り良く使って、家具、照明器具、材料、色味、を何度もサンプルベースでご提案させて頂き、アメリカンモーテルのような、中でも気品を感じられる部分を特に抽出したようなそんな共通イメージをお互もつことが出来たので、終始ワクワクしながら楽しく進められた事例です。

見どころとしては、手狭でありながらも閉鎖感を感じず、リノベーション全体のデザインを凝縮したようなそんなイメージの玄関。リビングダイニングは、世界三大銘木のひとつ、マホガニーの無垢フローリングを採用し上品さを出しつつ、天井を躯体現しにすることで丁度いいバランスに調整しました。キッチン前壁には、音響効果があり音楽ホール等に利用されるコペンハーゲンリブを施すことで間抜けにならず、敢えての異物感を出しています。その他にも、造作家具に洗面台、輸入建具や漆喰塗りの壁等々こだわりを惜しみなく凝縮。ただそれぞれが喧嘩しないように混ぜ合わせています。

弊社では過半数の施工の中で、床材に無垢フローリングを採用しています！完成時が一番。というわけではなく、年月をかけて味わい深くなり、さらには本物の木なので、夏はペタペタせず冬は温もりを感じるという点も、無垢ならではの良さです！デニムを育てる、そんな感覚で住まいに愛着が持てる大きな要素となります。その中でも今回は、世界三大銘木のひとつ「マホガニー」を採用しました。ヴィンテージの家具等にもよく使われている材種であり、お施主様の趣味やお持ちの家具にはこれだと思い、ご提案させて頂きました。無垢フローリングは一般的なフローリングと違い、一枚一枚貼っていくので、技術も時間も要します。手を掛ければその分仕上がりは良いというわけです。

内装デザインもさることながら、ライフスタイルを考慮し、限られた広さの中でストレスフリーな空間を目指しました。慣れ親しんだ3LDKでの生活を、思い切って1LDKへと変更。それぞれの場所の広さを確保でき、収納力もリノベ前より確保できました。いわゆる当たり前を「本当に必要なのか？」と疑問に持ち、引き算的な設計プランになったと思います。動線としても玄関からキッチンへの直接アクセスができる回遊動線で、普段の生活と来客時の2パターンの人の流れを考慮しています。

お引越し後にはお邪魔させて頂きまして、生活の様子、インテリアもまさにイメージ通り。格好良く生活されていることは勿論ですが、気付かないだろうと思いつつも、妥協をしなかった細かい部分の拘りや細工に気付いてもらえること。ここはこんな使い方をされるかもしれない、と作り込んだところが意図せずその通りになっていること。これが一番嬉しい事です。

【PLAN】

【既存】

至って普遍的なマンションの内装。随所に梁が圧迫感をもたらしてるイメージがあった。部屋数のあるマンションによくある使用用途の難しい和室。この年代ならではの濃い色のカーペット。年季を感じる要因の１つ。

【価格ポイント】

こだわるところとそうでないところのメリハリ。既製品の採用や設備機器のシンプルさでコストカット。
床下配管やコンセントの増設など今しかできない事にこだわりました。使う材料（居室内の床や収納家具）も何度も見直し、予算に合わせて着地しました。

【MATERIAL】

床材：無垢フローリング、塩ビタイル
壁：珪藻土クロス
天井：クロス / 躯体現し
建具：造作 / 輸入 / LIXIL

【INSTRUMENT】

キッチン：LIXIL
ユニットバス：TOTO
トイレ：LIXIL
洗面台：造作

墨田区　E様邸

初回のお打ち合わせ時から使いたいキッチンや好みのデザインが決まっていたお客様で、私たちはそのキッチンを核としてお客様のライフスタイルに合わせたプランを考えました。

キッチンを核にリビングダイニングがあり、在宅でお仕事をされる旦那様のワークスペースはリビングで寛ぐ家族とも繋がる空間とするために室内窓を採用しました。またキッチンには食材などのストックをしっかりできるようにパントリーも設置しています。洋室2室のスペースは決して広くはないですが、WICを大きく取ることで家族全員の収納が可能なファミリークローゼットを設置し収納量も確保しています。玄関は広々とした土間スペースを作ることで、収納はもちろんのことですが、ご自宅に余裕を持たせる空間としています。
使用する材料にも拘り、造作洗面化粧台のカウンターはモールテックス仕上げ。リビングダイニングは無垢フローリングを採用し、一部インナーテラスとキッチンは素材を変えてタイルを採用。キッチン上部に設置したハンギングシェルフは特注で製作しています。建具は全て造作とし、色味は好みのデザインに合う濃紺を採用。さらにスイッチやコンセントなど、細部にまで拘りお客様の好みのデザインに仕上げました。

またお客様の予算に合わせるために、お施主様支給で対応したり、洋室は既製品のフローリングで対応したりと工夫をしながらプランニングしています。Zoomでのお打ち合わせや現場でのお打ち合わせなど念入りに確認を行い、お客様と一緒に作り上げた空間です。

【PLAN】

【既存】

築年数からみても内装からみてもそれほど古くはありませんが、傷や汚れが目立ちました。
内装のテイストも一昔前の流行という感じでもうひとつでした。

【価格ポイント】

洗面台やキッチン、ドア等、室内窓等オリジナリティあふれる内装に費用をかけました。
施主支給を取り入れ、協力しながらコストバランスを整えました。

【MATERIAL】

床：無垢フローリング/ナラ材、インナーテラス/タイル
壁：クロス/一部塗装
天井：躯体現し/クロス
建具/室内窓：造作
ハンギングシェルフ：造作

【INSTRUMENT】

キッチン：スクエア
トイレ：TOTO
手洗い器：サンワカンパニー
洗面ボウル：サンワカンパニー
水栓金具：サンワカンパニー
スイッチ：toolbox

千葉県松戸市　H様邸

お施主様と一緒に物件探しからのスタートでした。
元々東京都内での物件探しでしたが、千葉にて築古の良い物件に巡り合ったためにここでプランニングスタート。お子様2人とご夫婦、4人家族という家族構成。サッシを含む断熱工事、水回りの全交換など、より快適に生活できるように費用をかけていきました。外構など後でも可能なところは後回しに。

内装デザインのベースは、某アパレルブランドの当時2022ssルックのロケーション。面白い切り口で内装材を選定していきました。リビングに大きい吹き抜けがほしいというのが施主さんの強い要望。考えに考えた結果、2階の南東にある1部屋を無くして元々あった天井を抜いて吹き抜けを実現し、日中は陽の光が１階全体にまわるように。構造部分に手を加えることになるので建物としての強度を保つために、元々の柱梁に抱きあわせるように鉄骨をたてています。デザインを損なうことなく補強することを叶えました。
ここも何度も思考して、色んな職人さんに相談し、模索しながら最善の案をお施主様と一緒に考えていきました。

ヴィンテージファニチャーと緑々しい植物達、そこに少しの今らしさが、築古の木造戸建て住宅が見事に息を吹き返しリモデルしました。これぞ戸建てリノベーションの醍醐味です。良いデザインを「形」にすることは、視えない部分を常に考えて、建物としての「カタチ」をデザインすることだということを身に沁みて感じた案件でした。

【PLAN】

【既存】

古くありながらもシッカリしたつくりと内装材。ただ歴史を感じる内観でした。吸音材を天井や壁に施された部屋や、物件の大きさのわりにこじんまりとした台所が印象的。隣地や方角の関係もあって、日中でも暗い雰囲気とどこか冷たさを感じる雰囲気でした。

【価格ポイント】

サッシを含む断熱工事、水回りの全交換など、より快適に生活できるように費用をかけていきました。
外構など後でも可能なところは後回しに。設備機器や建具はなるべく既製品を採用したところもポイント。

【MATERIAL】

床材：パインエイジング加工フローリング / 塩ビタイル
壁・天井：1F塗装　2Fクロス
家具：ナラ材 / シナ材
建具 / 室内窓：LIXIL、一部支給品

【INSTRUMENT】

キッチン：LIXIL
ユニットバス：LIXIL
トイレ：LIXIL
洗面ボウル・水栓：KAKUDAI

杉並区　Y様邸

アーティストとして世界的に活躍されているお施主様が日本に拠点をということで始まったプロジェクト。
言語の違いもある中でコミュニケーションや感覚を密にすり合わせながら進めました。築25年の戸建て住宅を、1Fを居住スペース中心、2Fをアトリエ兼来客スペースにリノベーション。各国を渡り歩くお施主様のイメージとアズ建設のデザインを組み合わせています。お施主様こだわりのデザイナーズ家具も相まって、唯一無二といえるテイストに仕立てました。

間取り自体は構造的な観点も踏まえながら既存を生かしながらも要望をかなえるための様々な施策を施しています。床材は、1Fは杉の無垢フローリング,2Fはオークの無垢フローリングを採用し、コストバランスも整えられながら、それぞれの質感と表情を楽しめるように計画しました。

LDKはコンパクトながら生活しやすいレイアウトになっています。キッチン正面のタイルはシンプルなものを採用し、縦に目地をそろえて貼ることで威圧感を軽減。天井はグレートーンにし視線の重心をあえて下げることでリラックスのできる空間に仕上げました。

ベットルームには大容量の収納部屋を介してのアクセス。洋服やファッション小物、生活用品まで、全て集約できて便利かつ人の目を気にすることを避けることが出来ました。有効ボードを設置したりオープン棚を各所に設えたり、目の付く収納はあえて魅せる収納にしています。これによって空間の閉じる部分を少なくし、広さを存分に生かせました。

2F2部屋のアトリエスペースは開放的な空間に。小屋裏収納をロフトに変更し屋根型をそのまま見せることで、高天井で開放感のある一室と、和室の名残のあるモダンなしっとりとした一室に仕上がりました。さえぎる木製の引違い戸もガラスを取り入れ一続きに広く利用することも可能です。

【PLAN】

【既存】

2世帯仕様であろう間取りで大型キッチンが3台あり、2階から小屋裏収納に登る格納式の階段は、位置的にも引き出すことを考えると家具のレイアウトは限られるものでした。ただ、断熱や換気については、当時のものと考えるとハイスペックで状態もいいものでした。

【価格ポイント】

施主支給を多く使い、工事費を削減、元々の間取りをほとんど生かし、断熱等もしっかりしていたので、下地のほとんどを再利用できました。床も上貼り、壁紙もほとんどが貼替のみで対応できました。内装材もシンプルなものを使い、建具は既存のものを塗装するなど予算の上で相談しながら計画していきました。

【MATERIAL】

床材：杉 / オーク無垢フローリング、塩ビタイル
壁：クロス / 塗装
天井：クロス/木部現し
建具：Panasonic / 既存塗装

【INSTRUMENT】

キッチン：TOOLBOX
ユニットバス：既存
トイレ ：TOTO
洗面台：造作

東京都足立区　S様邸

元々は工場だったボロボロ戸建て。お施主様がこちらの物件を発見したところから計画はスタートしました。不動産業を生業とされているお施主様の事務所兼住居という形でお打ち合わせを重ねました。

テーマは「男の秘密基地」、弊社の思うカッコよさとお施主様の思うカッコよさがマッチし、大胆かつ味のあるリノベーションとなりました。古き良き部分も残したうえで拘りも詰め込んでいます。

1Fの土間は既存のまま塗膜だけをかけ、その他フローリングは温かみのあるナラ材の無垢フローリングに。
天井は鉄骨を現し白く塗装しています。天井高が高く取れて広々と感じられます。スイッチはお施主様のご希望で全てトグルスイッチに。アメリカンヴィンテージな雰囲気がより一層出ます。

お仕事の打ち合わせスペースですがお客様がいないときはガレージに。車が入りやすいようにアコーディオンサッシを取付け、車幅車高に合わせプランニング。壁際にはギャラリーとして、お施主様の趣味の物が並んでいます。天井壁は塗装仕上げ、床は既存のまま生かしています。

玄関は住居側の玄関は事務所と別にあります。広々とした玄関になっており、こちらもシューズや外回りのものが大容量に収納できるようになっています。洗面室はニューヨークタイル柄のクロスに、造作洗面台、ガラスドアの浴室、まるでホテルのような洗面脱衣空間です。キッチンは今回の顔ともいえる幅3mの大型造作キッチン。大工さんと打ち合わせを重ねながらオリジナルで製作しました。

天板を広く取り、カウンターとして利用する形に設計しています。テクスチャとしては、天板にはデコリエという左官材を、サイドには幅広の古材を貼っています。デザインも使い勝手も抜群です。こちらもまたお施主様のディスプレイや無垢フローリングが味わいを演出しています。階段は既存のまま使用し良いアクセントに。造作の収納棚にはキャスターを付け、空間を仕切るパーテーションにもなります。窓際がワークスペースや個室に変化する仕掛けです。

【PLAN】

【既存】

作業場として使用されていた場所。壁のないだだっ広い空間。床の汚れやオイルの臭いが充満していました。キッチン・浴室・洗面等全てが老朽化していました。工事を進める段階で、隠れている下地部分の傷みも調査しながら進めました。壁の穴や剥がれ、カビ、埃といったThe空き家といった感じでした。

【価格ポイント】

あえて作り込まずラフな部分を多くし、細かなコストを削減。造作のキッチンや収納も扉や引出しを極力避けています。大きなキッチンには拘りを込めつつも大胆な仕上げ。費用をかけるところとかけないところの強弱をつけました。外装工事も今回は行いませんでした。お施主様のDIYが各所にちりばめられていることもポイントです。

【MATERIAL】

床材：ナラ無垢フローリング
壁・天井：1F塗装　2 , 3Fクロス
家具：ナラ材
建具 / 室内窓：LIXIL、一部造作

【INSTRUMENT】

キッチン：造作
ユニットバス：LIXIL
トイレ：LIXIL
洗面ボウル・水栓：LIXIL

再販物件

築５４年の団地の一室の改修をシック、インダストリアルな雰囲気とデザインイメージに沿って進めていきました。
ステンレス製キッチンと露出配管が合い雰囲気のある空間をつくり出しています。メインはステンレス製のキッチン、ラワン合板の床です。フローリングを使わず合板を使用し味のある空間に。
部屋を広く見せることもご要望にありました。躯体、水回り以外の壁を取り大きな一室とし、さらにキッチンの腰壁をなくすことで空間が一体となり広々と感じます。

団地ならではの無骨さが垣間見えるカッコイイ空間に仕上がりました。

【PLAN】

【既存】

The団地といったものでした。光と風通しは良いものの、古さが目立ち部屋の使い方や家具のレイアウトも限定された間取りになっていました。床のきしみも随所でみられました。

【価格ポイント】

床材についてはフローリングを使わず、合板仕上げや塩ビタイル。間取りもそこまで変えず、建具周りもなるべく少なく計画しました。再販案件ということもあり、費用を抑えたリノベーションということでしたので様々な工夫をしました。ただ、新しくするだけのリフォームでは無く、アズのテイストが落とし込めたかと思います。

【MATERIAL】

床材：ラワン合板
壁：クロス
天井：塗装
建具：LIXIL

【INSTRUMENT】

キッチン：toolbox
ユニットバス：既存
トイレ：(LIXIL
洗面ボウル・水栓：カクダイ