- 杉並区のリノベーション工務店アズ建設TOP
- リノベーション施工事例
- 住みやすさとデザイン。造作家具や拘り素材で造り上げたマンションリノベーション
住みやすさとデザイン。造作家具や拘り素材で造り上げたマンションリノベーション
色を統一し、LDK全体を落ち着いた空間に。壁面・天井・キッチンの前収納は同じ色で塗装しました。
キッチンに合わせて作られたキャビネットは収納量が多く使い勝手◎
暗くなりがちなマンションの廊下。光が入り込む秘訣はリビングの造作ドアを一面ガラス張りにすること。
プランの段階から家具の大きさを考慮しました。TVの高さと室内窓の高さが揃っています。
ライティングは電球色で統一し、空間に奥行と柔らかさを与えています。
所在地 | 神奈川県川崎市高津 | 間取り | 3LDK→1LDK |
---|---|---|---|
構造 | 延床面積 | 80.6㎡ | |
築年数(完工時) | 築約20年 | 建築費 | 1500万円(設計料込、施主支給除く) |
施工期間 | 設計・施工 | アズ建設 |
キッチンまわりの造作家具
キッチンまわりの使いやすさは重要視されるポイントの一つ。今回のリノベーションではキッチンのキャビネットやテーブルを造作し、デザインはもちろん、生活に合った仕様の家具が出来ました。
キッチンキャビネットは背面一面に広がっており、なかの仕様は収納したいものにあわせて変えています。カトラリー、お皿、グラス、キチンツールなど多様なもので溢れるキッチンだからこそ、どこに何をどのくらい置くのか、事前に検討したうえで設計することで、使いやすさが格段に上がります。
また、キャビネットやテーブルの天板はデコリエ仕上げで統一されており、使い勝手もよく、美しい仕上がりになっています。天井から壁面のタイル、家具の色味をトータルで考えており、引き締まった印象となっています。
拘りの素材たち
今回のリノベーションでは廊下~LDKの床に無垢材を使用しました。無垢材は経年劣化で味が出てくるイメージがあるかと思いますが、お手入れが大変だと思われている方も多いかと思います。しかし、実際はからぶきをすればOKと手軽です。コストとバランスを取るために寝室は複合フローリングを使用しています。
また、LDKの一部スペースにタイルを使用した縁側スペースを設けました。このご家庭では犬を飼われており、餌やペットトイレなど水跳ねなどを気にせず使えるスペースとして活用されています。タイルと無垢材の境目は一直線にカットするのではなく、タイルの形に合わせた職人技となっています。
既存を生かし下地に
床の仕上げは、タイルやフローリング、塩ビタイルですが、
既存の床を剥がさずに上から施工をしています。
見えなくなるところで、壊す必要のないところは残し処分費等の削減につなげています。
勿論床鳴り等が起きているところは部分的に下地調整をしています。
間仕切りの位置が変わらない壁や、外周部の石膏ボードも同様、既存の柱や石膏ボードを生かしています。
全て壊して作り替える方がよっぽど簡単です。
残しながら作ることは、スタッフはじめ、職人さん、お施主様、関わる全員がコミニュケーションをしっかり取り、共通の認識を持たなければ、出来ない事でもあります。