|杉並区アズ建設のリノベーションブログ

お電話でお問い合わせ メールでお問い合わせ LINE無料相談
アズ建設のリノベーションブログ

BLOG

スタッフブログ│アズ建設

アズ建設のスタッフによるブログをご紹介しています。日々の日常や思っていることなど意外な一面を垣間見れる内容を発信していきます。

2026.09.28スタッフブログリノベーションブログ

「壊す」から始めないリノベーション

こんにちは。

雨の続く毎日に嫌気がさしています。。。

現在戸建ての外装工事や外構工事も行っている最中なので、その進みも悪くうまくいきません。そんな中でも段取りを工夫して何とかきれいに終えられるように現場監督に工夫してもらっています。

さて今日は私のリノベーションについての考え方についてです。

リノベーションというと、古いものをすべて新しくするイメージがあるかもしれません。
壁を取り払い、床を張り替え、設備を交換して、まったく新しい空間につくり変える。もちろん、それもリノベーションのひとつです。
でも私たちは、「すべてを新しくすること」だけを選ぶのではなく、「既存のものを読み解くこと」も大切な選択肢だと考えています。
古い建物には、その建物が過ごしてきた時間があります。

味わいのある柱。
少し傷のついた床。
昔ながらの建具。
独特の天井の高さ。
今ではなかなか手に入らない素材。

そうしたものをあえて残し、新しい素材やデザインと組み合わせる。
「何を壊すか」ではなく、「何を残すか」から考えることも、リノベーションの大切な考え方です.

 

1.残すことでしか生まれない「味」がある

新しい素材には、新しい素材ならではの美しさがあります。
一方で、時間を重ねた素材には、新品ではつくれない表情があります。
木の色が変化していたり、表面に小さな傷があったり。建具に手仕事の跡が残っていたり。
そうした経年変化は、時間とともにしか生まれません。
例えば、古い柱をあえて残して、白い壁や新しい家具と組み合わせる。古い建具を補修して、現代的な空間の中に取り入れる。
古いものをただ古く見せるのではなく、その時間を魅力として見せる。
それが、既存を活かすリノベーションの面白さです。

 

↑天井を解体し古い構造体を残すように見せています。

 

2.全部を壊さないからこそ、その家らしさが残る

リノベーションには、「すでにあるもの」があります。
その制約は、ときにデザインのきっかけになります。
例えば、既存の柱があることで家具の配置が決まる。梁があることで天井の高さに変化が生まれる。既存の窓を活かすことで、光の入り方を中心に間取りを考える。
こうした条件を無理に消すのではなく、設計の一部として取り込む。
すると、どこにでもある空間ではなく、その家にしかない住まいが生まれます。

 

↑天井を解体し屋根なりに新しく天井を作成。古い梁に補強として新しい梁を設置。

 

3.「残す」と「新しくする」のバランス

もちろん、何でも残せばいいわけではありません。
断熱性や耐震性、配管、電気設備など、現在の暮らしや安全性に合わせて更新したほうがよい部分もあります。
また、古い間取りが現在の暮らし方に合わないこともあります。
だからこそ、リノベーションでは、残すもの・直すもの・変えるものを一つずつ見極めることが大切です。
例えば、

構造や状態の良い部分は残す

水回りや配管は必要に応じて更新する

暮らしに合わない間取りは変更する

魅力のある建具や素材は補修して活かす

新しい家具や照明で現代の暮らしに合わせる

というように、古いものと新しいもの、それぞれの役割を考えます。

 

↑コンクリートの躯体に直接塗装で仕上げ。見えてくる配管も塗装。質感を残しています。

 

4.間取りは「少しだけ変える」という方法もある

リノベーションでは、壁をすべて取り払う必要はありません。
例えば、キッチンとリビングの間にある壁を一部だけ撤去する。廊下の幅を少し調整する。建具の位置を変える。収納を新しくつくる。
こうした小さな変更でも、暮らしやすさは大きく変わることがあります。
重要なのは、「どれだけ壊したか」ではなく、どこを変えると暮らしが良くなるのかを見極めること。
必要なところだけを変えることで、既存の良さを残しながら、今の暮らしに合った住まいへと整えることができます。

 

↑柱は残しつつかべを撤去。アンティークのドアもいいアクセントになっています。

 

5.「余白」があるから、残したものが美しく見える

既存の素材をたくさん残せば、必ずしも素敵な空間になるわけではありません。
むしろ、見せたいものを絞ることが重要です。
例えば、特徴的な古い建具を一枚だけ残す。梁をあえて見せる。古い柱の周囲には家具を置きすぎない。
そうすることで、その素材が空間の中で際立ちます。
魅力のあるものには、その魅力が見えるための余白が必要です。
残すことと、見せること。
そのバランスも、既存を活かすリノベーションのデザインです。

 

↑天井を全て取り払わず、梁を一部分だけ。

 

6.時間が経つほど、好きになれる家へ

新しくした直後が一番きれいな家ではなく、暮らしながら少しずつ好きになっていく家。
私たちは、そんな住まいにも魅力を感じます。
無垢の床は、使うほどに色が変わっていきます。
木の家具には、小さな傷や暮らしの跡が増えていきます。
残した古い建具も、新しく組み込んだ素材も、時間とともにその家になじんでいきます。
リノベーションの完成は、工事が終わった瞬間ではありません。
そこから人が暮らし、時間が重なることで、住まいは少しずつその家らしくなっていく。
だからこそ、今だけではなく、これからの時間も楽しめる素材を選ぶことが大切だと考えています。

 

↑躯体現しと塗装、テラコッタの床。それぞれの異素材感がマッチしています。

 

既存を活かすことも、ひとつのデザイン

リノベーションを考えるとき、「どこを壊すか」ではなく、「この家のどこが好きなのか」から考えてみる。
残したいものを見つけることから、リノベーションを始める。
そうすることで、その家にしかない空間の可能性が見えてくることがあります。
古いものを新しくすることだけが、リノベーションではありません。
既存の良さを見つけ、残すものを選び、必要なところだけを変え、新しい素材や設備を組み合わせる。
その積み重ねによって、過去と現在が自然につながった空間をつくることができます。
壊しすぎないことは、妥協ではありません。
その家が持っている時間や個性を、デザインとして活かすためのひとつの選択です。
これからリノベーションを考える方は、「新しくすること」だけでなく、ぜひ一度、「何を残したいか」という視点から住まいを見てみてください。
そこに、その家らしいリノベーションのヒントが隠れているかもしれません。

 

設計:田中

AREA

取り扱い物件エリア・施工対応エリア

東京都全域(世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、品川区、目黒区、大田区、豊島区、北区、荒川区、板橋区、練馬区、足立区、葛飾区、江戸川区、八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、、青梅市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市)
神奈川県の一部、埼玉県の一部、千葉県の一部

※その他のエリアについては、お問い合わせ内容によってご相談となります。

CONTACT

リノベーションに関するご相談・お問合わせ

お問い合わせはフォーム・お電話・ラインより受け付けております。
ご不安な点がございましたらお気軽にお尋ねください。

フォームで相談する 電話で相談する

LINEからも相談出来ます
間取りのこと、見積もりのこと、デザインのこと
リノベーションのことなら、なんでも相談いただけます。

LINEで相談する

東京都杉並区のリノベーションショールームアクセス