リノベーションブログ│アズ建設

私達の永遠のテーマは「長く、愛着の持てる家づくり」。
実際、お問合せ頂けるお客様のほとんどはここに魅力を感じて頂いている印象があります。そのテーマを基軸に、「プラスα」、住む人に合った意匠性や快適性を加えるという至ってシンプルな考え方でプランニングをしています。
言葉で言い表すと簡単ですが、ブレのない提案とそれを実際形にするにはチームの結束力や意思疎通が重要になります。
私達は最後まで、考え、実行し、より良いものをつくることを目指し続けます。

要望の本質

お打ち合わせの中で感じること。プランニングしていくにあたって、繰り返し要望を多々お聞きしていくわけですが、言葉では20〜30％しか伝わらないと、そう感じます。
もちろん私達がどれだけ口頭だけでプレゼンをしても同じです。全く同じ絵が頭の中で想像できることは無いと思います。
そして要望の本質つまり意図は、表情や、服装、生活スタイル、とりまく環境など、実際対面して感じることから得られると考えています。
言葉として頂いた要望、私達が感じた意図、この二つが繋がって初めて納得のプランが完成すると思っています。
難しくなってしまいましたが簡単にすると、言葉をそのままかたちにすることは誰でも出来ますが、私達はなぜそうしたいかの理由を考えて、ベストなプランを考える事を大事にしているという事です。
『どんな人か』を理解できないと、良いプランやデザインを提供することは決してできません。
そのため、打ち合わせは可能な限り対面で行っています。情報の収集は、口頭の質問だけに頼らず、視覚を使います。家具のこだわり、綺麗好きか、照明の明るさはどうか。
こうして、その人を理解することが唯一無二のプランに繋がるとそう思っています。

苦難の連続

リノベーションは、新しい物を生み出すのではなく、あるものをより良いものにしていくことです。
そうなると、どうしても制約がたくさんあります。
木造の住宅であれば、構造上の柱等による制約。
マンションであれば、共有部や配管位置等による制約。
それ以外にも多々ありますが、間取りを考えるうえで全てが思い通りになることはほとんどありません。
その中で何を妥協し、何を重視するか。
お施主様がこのリノベーションで本当にやりたい事を私達が見つけ出した上で、制約を乗り越えて、ベストプランとして形にします。
これは構造をよく理解し、数多くの実績があるからこそ出来ることだと思っています。

チームとして

通して重要だなと思うことは、コミュニケーション。
お互いに一方的では何事もうまくいきません。

設計、現場監督、職人さん、そしてお施主様、皆がひとつ良い空間をつくろうという目標に向かってチームになることが肝心なのです。

マネージャー・設計　津田