STAFF BLOG現場スタッフのガテン系ブログ

27 Jul

耐震改修工事

こんにちは。
横山です。
昨日のBlogで福田監督が紹介していた
東村山市K様邸は耐震改修工事も順調に進んでいます。


こちらの物件は築36年。
昭和56年に建てられた建物です。
当時の確認申請の取得年月日ですとギリギリ新耐震の日付ですが、
ちょうど旧耐震から新耐震への以降期間だったせいか
ところどころ旧耐震基準の名残もあります。
今回は、こちらの建物を耐震改修や断熱改修に加え、
住宅かし保証保険の取得、フラット35の適合証明の取得と
盛りだくさんの内容で臨んでいます。
既存の建物状況を確認しながら、耐震補強計画をたてていきます。
壁で覆われていて、なかなか一度では元々の構造が把握できません。
解体工事中にも何度か現場に足を運び、最終的な補強計画を作っていきます。
170706_0030.jpg
IMG_6182.JPG
このぐらい解体工事も進むと、建物の構造躯体の全貌が明らかになります。
keisan.png
そして補強計画。
筋交いなどを入れる補強計画、柱等につける金物の計画、
全体の壁量、そして壁の配置バランスなどを調整しながら計画します。
今回は<住宅かし保証保険>の取得もあり、中間検査もしてもらいます。
勿論、事前に補強計画も送り書類の確認もしていただきます。
2017-07-26 11.53.19.jpg
現場では、検査員の方にも金物1点1点まで、
図面と照らし合わせていただきながら、しっかりと確認していただきました。
IMG_6154.JPG
こちらは既存の筋交いを利用した耐震補強。
筋交い、柱に不足していた金物を取付ていきます。
IMG_6148.JPG
こちらは新規に筋交いを設けた壁。
IMG_6162.JPG
金物もしっかりとついています。
基礎と土台を繋いでいる<アンカーボルト>という金物も
柱の脇で不足している部分には追加で入れていっています。
これで、木造の上部構造だけではなく、
基礎と上部構造もガッチリと繋がります。
IMG_6151.JPG
そして最後に床下にも防湿フィルムと保護コンクリート。
以前は土の上に、束石、木の束、大引きとなっていました。
1枚目の写真と見比べていただけると違いは一目瞭然です。
床を支える大引き材も新しいものに入替え、束も金属製の鋼製束に交換です。
給水、湯、排水管も新しく引き直しています。
完成してしまうと見えなくなってしまう部分ですが、
シッカリと工事をさせていただいております。
多摩地区の注文住宅・リフォームなら地域密着アズ建設

Instagram

Archive