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素材にこだわったミッドセンチュリースタイルとヴィンテージ家具
元々このお部屋に長くお住まいだったご夫婦。
お打ち合わせ時から何度もご自宅にお邪魔させて頂き、家具や身の回りの物へのこだわりを初回から感じていました。
お話していく中で、好きな物やこと、お施主様の想いと背景を具体化しミッドセンチュリーをテーマとしたこだわりのリノベーションとすることに。
マホガニーの無垢材を思い切り良く使って、家具、照明器具、材料、色味、を何度もサンプルベースでご提案させて頂き、アメリカンモーテルのような、中でも気品を感じられる部分を特に抽出したようなそんな共通イメージをお互もつことが出来たので、終始ワクワクしながら楽しく進められた事例です。
至って普遍的なマンションの内装。随所に梁が圧迫感をもたらしてるイメージがあった。
同様で部屋数のあるマンションによくある使用用途の難しい和室。
この年代ならではの濃い色のカーペット。年季を感じる要因の1つ。
所在地 | 東京都杉並区 | 間取り | 3LDK→1LDK |
---|---|---|---|
構造 | 延床面積 | 60㎡ | |
築年数(完工時) | 37年 | 建築費 | 1300万円(設計・施工) |
施工期間 | 設計・施工 | アズ建設 |
リノベーションの見どころ
手狭でありながらも閉鎖感を感じず、リノベーション全体のデザインを凝縮したようなそんなイメージの玄関。
リビングダイニングは、世界三大銘木のひとつ、マホガニーの無垢フローリングを採用し上品さを出しつつ、天井を躯体現しにすることで丁度いいバランスに調整しました。
キッチン前壁には、音響効果があり音楽ホール等に利用されるコペンハーゲンリブを施すことで間抜けにならず、敢えての異物感を出しています。
その他にも、造作家具に洗面台、輸入建具や漆喰塗りの壁等々こだわりを惜しみなく凝縮。ただそれぞれが喧嘩しないように混ぜ合わせています。
弊社では過半数の施工の中で、
床材に無垢フローリングを採用しています!
完成時が一番。というわけではなく、年月をかけて味わい深くなり、
さらには本物の木なので、
夏はペタペタせず冬は温もりを感じるという点も、無垢ならではの良さです!
デニムを育てる、そんな感覚で住まいに愛着が持てる大きな要素となります。
その中でも今回は、世界三大銘木のひとつ「マホガニー」を採用しました。
ヴィンテージの家具等にもよく使われている材種であり、お施主様の趣味やお持ちの家具にはこれだと思い、ご提案させて頂きました。
無垢フローリングは一般的なフローリングと違い、一枚一枚貼っていくので、技術も時間も要します。手を掛ければその分仕上がりは良いというわけです。
内装デザインもさることながら、
ライフスタイルを考慮し、限られた広さの中でストレスフリーな空間を目指しました。
慣れ親しんだ3LDKでの生活を、思い切って1LDKへと変更。
それぞれの場所の広さを確保でき、収納力もリノベ前より確保できました。
いわゆる当たり前を「本当に必要なのか?」と疑問に持ち、引き算的な設計プランになったと思います。
動線としても玄関からキッチンへの直接アクセスができる回遊動線で、
普段の生活と来客時の2パターンの人の流れを考慮しています。
お引越し後にはお邪魔させて頂きまして、
生活の様子、インテリアもまさにイメージ通り。
格好良く生活されていることは勿論ですが、
気付かないだろうと思いつつも、妥協をしなかった細かい部分の拘りや細工に気付いてもらえること。ここはこんな使い方をされるかもしれない、と作り込んだところが意図せずその通りになっていること。これが一番嬉しい事です。
【MATERIAL】
床材:無垢フローリング、塩ビタイル
壁:珪藻土クロス
天井:クロス/躯体現し
建具:造作/輸入/LIXIL
【INSTRUMENT】
キッチン(LIXIL)
ユニットバス(TOTO)
トイレ (LIXIL)
洗面台(造作)